CHIVAS BROTHERS YOUNG ENTERPRENEUR FUND 優秀な若き起業家・プロフェッショナルを発掘・支援する目的で雑誌「GOETHE(ゲーテ)」の協力のもと設立された「シーバスブラザーズ・ヤングアントレプレナー基金」。起業や既存ビジネスのさらなる発展を目指す、有望かつ若いビジネスパーソンをサポートします。

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受賞者は、東京大学 大学院情報理工学系研究科 准教授 川原 圭博氏に決定!
受賞者の川原圭博氏は、シーバスブラザーズ社主催のアントレプレナー世界大会「THE VENTURE」に日本代表として参加が決定!

「THE VENTURE」は、シーバスブラザーズ社主催のアントレプレナー世界大会です。
総額100万ドルの助成金が用意されており、
第1回となる今大会は2015年7月にアメリカ・シリコンバレーで開催。
世界16カ国の国内大会を勝ち抜いた各国代表が参加します。

The Venture

【THE VENTURE日本語サイト】

受賞者

東京大学 大学院情報理工学系研究科 准教授 川原 圭博氏

2000年、東京大学工学部電子情報工学科卒業。2005年に大学院情報理工学系研究科博士課程修了。東京大学助手、助教を経て、2013年准教授に就任。2011年から2013年まで、ジョージア工科大学客員研究員およびMIT Media Lab客員教員を兼任。2014年、AgIC株式会社の技術アドバイザーに就任。

活動内容

ユビキタスコンピューティング技術を用いて “未来の生活”を変えるための研究開発に従事。2013年には家庭用インクジェットプリンタによって、従来の100分の1のコストと時間で電子回路を作れる“Instant Inkjet Circuits”という技術を発表。国内外で大きな反響を呼んだ。現在は本技術を用いて、土壌の水分量を従来の10分の一のコストで測定できる紙製の土壌モニタリングセンサ「SenSprout」を開発。低コストで環境負担の少ないセンサネットワークによって、農地の水分管理や地滑りの予測に活用できる「SenSprout」の事業は、日本国内および世界での実用化に向けて2015年1月に法人化し、川原氏は技術アドバイザーとして参画している。

授賞理由

農業が抱える世界的規模での諸問題に対し、独自に研究・開発したテクノロジーの力を用い、人類共通の食糧問題や環境問題の解決に貢献することを目指し研究。 その研究実績を応用した「SenSprout」を事業化・量産し、将来的には安定した食糧供給と持続可能な農業生産に寄与するシステム作りを視野にいれている。
世界共通の問題へ着目した点、国内では少ない農業分野でのベンチャーを志した先見性、今後の世界規模での活躍の可能性が高く評価され、授賞に至った。

受賞コメント

このたびは、栄えある賞を頂けたことに心から感謝しております。

大学は知識の府とも呼ばれますが、研究は、技術の最前線を追い求めストイックなまでに深堀する仕事です。今回提案したSenSproutは私たちにとっての新たな挑戦でした。情報工学と農学の研究者が分野を超えてタッグを組み、従来よりも遥かに低いコストのセンサを用いることで農業の諸問題を実践的な解決を試みます。

私たちには、技術には自信を持っていましたが、世界が抱える問題への認識、我々が向かうべき社会の方向性について漠然とした不安を持った船出でした。今回のシーバスブラザーズ・ヤングアントレプレナー基金へのチャレンジと受賞は私たちにとって、創業への第一歩を踏み出す大きなきっかけを与えてくれました。ビジョンに共感をいただけ、背中を押していただけたことが我々にとっても大きな自信となりました。

私たちの技術も、シーバスリーガルのように世界中で、そして長く愛され語り継がれる、そうした未来の当たり前の存在になれるよう、決意を新たにいたしました。

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